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修平の視察報告

大阪国際がんセンターを視察

平成29年3月4日(土)

-府議会有志視察-

 

●「府立成人病センター」改め「大阪国際がんセンター

現在、大阪は全国がん死亡率ワースト8位と、決していい数字ではありません。こうした状況を打開すべく、また、成人病センターの老朽化への対応が必要となったことから、これまで府庁の南隣に移転工事が進められてきました。総事業費は293億円。

府立成人病センター当時のがん入院患者数は年間約8千人で、近畿を中心に中四国などからの患者が中心でしたが、新病院では病床数は500床と変わらないものの、平成26年度に84.5%だった利用率を平成32年度には95%まで高める計画です。
そして、厚労省から「特定機能病院」の指定を受け、高度医療の拠点としても期待されています。

●大阪国際がんセンターの設備

地上13階、地下2階建ての同センターの病床数は500床で、手術室は9室から12室に、外来で抗がん剤治療できるベッドも20床から34床に増やされました。
そして、よりピンポイントに短時間に多方向からの照射で患者の負担が軽減することができる最新の「強度変調放射線治療器(IMRT)」が3台整備されており、隣接する重粒子線治療施設(現在建設中)とも連携が図られる予定です。
また、最新の手術室では医療ロボットによる遠隔手術も行われますが、医師の手では届きにくい箇所の治療を施せるというメリットがあるります。

新設された特別室は11室あり、重厚なじゅうたんや木目調の壁、室内にはゆったりしたソファが並び、窓からは大阪城が一望できます。広さは27~45㎡もあり、高級ホテル並みの病室となっており、料金は1日32,400~59,400円。病室は他にも、20㎡の個室(1日16,200円)や追加料金の掛からない4人部屋の一般病室があります。

●ソフト面の充実

新病院では医療設備だけでなく、病室やソフト面の水準も高められています。
中でも、待ち時間を解消するために、診察時間が近づくと患者のスマホに知らせるシステムが導入されているほか、院内のホールでは在阪のオーケストラが定期的に演奏会やウィッグや化粧品の展示会も開催されます。
また、吉本興業や松竹芸能などと協力し、患者に漫才や落語を鑑賞してもらうことで、免疫細胞の活性化に関する調査・実験も行われる予定です。

▲正面入口にて

▲正面入口にて

▲大阪国際がんセンターの外観

▲大阪国際がんセンターの外観

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▲強度変調放射線治療器(IMRT)

▲手術室

▲手術室

▲特別個室

▲特別室

▲個室

▲個室

▲院内からの眺望

▲院内からの眺望

▲診察室前の待合席

▲診察室前の待合席

▲点滴室

▲点滴室

▲院内に飾られた絵画

▲院内に飾られた絵画