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修平の視察報告

府立環境農林水産総合研究所を視察

平成28年10月24日(月)

-府議会有志視察-

●環境農林水産総合研究所とは

環境農林水産総合研究所は、これまでの「食と緑の総合技術センター(羽曳野市)」と「水産試験場(岬町)」の一部機能、「環境情報センター(東成区)」を合併し、約25億5千万円を費やして再整備され、本日、新棟の竣工式が行われました。
同施設では、主に農林業の振興や農空間の保全、残留農薬の分析や農作物の品質評価、大気や河川の環境モニタリング調査、アスベストの飛散調査など、環境農林水産分野における分析や技術支援などを行っています。

 

●環境・水産分野

河内長野市で問題となった石川への土砂流流入に際し、住民の皆さんの不安を少しでも払拭すべく、水質検査を行った分析室をはじめアスベストやダイオキシン、PM2.5など、海洋や河川のみならず大気におけるモニタリング調査や外来生物対策の調査・研究なども行っています。
また、海洋調査ではプランクトンや藻場などのモニタリングの他にも、人口干潟や護岸形状の改善に係る効果調査も行われています。

 

●農林分野

農作物や食品の品質評価や残留農薬の分析を行うとともに、6次産業化に向けた加工実験室などが設置されています。
研究所施設内には、支援学校との連携による車椅子にも対応できるイチゴ栽培室や、現在開発中のひと口サイズのイチヂク「ネグローネ」栽培室、静電気により虫を除去するシステムを導入した温室、いわゆる“ボケナス”の分析室などが整備されています。
また、後継者や農業技術者の養成を行う教育・研修施設として、農業大学校も併設されてています。

▲水質分析質前にて

▲水質分析質前にて

▲水質分析質での検査の様子

▲水質分析質での検査の様子

▲車椅子にも対応できるイチゴ栽培室

▲車椅子にも対応できるイチゴ栽培室

▲ひと口サイズのイチジク「ネグローネ」

▲ひと口サイズのイチジク「ネグローネ」

▲いわゆる“ボケナス”の分析室

▲いわゆる“ボケナス”の分析室

▲静電気により虫を除去するシステムを導入した温室

▲静電気で虫を除去するシステムを導入した温室

▲農業大学校での授業の様子

▲農業大学校での授業の様子

▲将来的には壁面緑化される新棟

▲将来的には壁面緑化される新棟

▲研究所で開発中の冷凍出し巻き玉子と乾燥吸い物

▲開発中の冷凍出し巻き玉子と乾燥吸い物

▲泉州の水ナスを使った塩飴

▲泉州水ナスを使った塩飴