河内長野、再生中。
南花台を「スマートエイジング・シティ構想」のモデル地区に!
平成27年1月17日(土)
昨年、「大阪府市医療戦略会議」において7つの提言が取りまとめられ、その一つでもある「スマートエイジング・シティ構想」。
構想の概要は、健康寿命の延伸、子育て支援、既存ストック(UR団地など)の活用、民間投資の呼び込み、そして大学の誘致(現在、南花台西小学校跡地へ高野山大学の誘致活動が行われています)などを通じて、多世代循環型のまちづくりをモデル的に整備するものです。
この構想に対し、いち早く手を挙げた河内長野市と大阪府が連携協定を結び、南花台をモデル地区に指定し、現在、南花台の住民の皆さんによるワークショップが定期的に行われています。そのコーディネート役には、西野修平の母校・関西大学の環境都市工学部の皆さんが担ってくれています。
今後も、ワークショップにより、地域の皆さんのご意見を踏まえまがら、学識経験者や協力事業者などによるワーキング・グループにおいても、詳細な研究が進められています。
なお、この構想には河内長野市医師会・歯科医師会・薬剤師会、高野山大学、UR(都市再生機構)、南海電車、(株)コノミヤ、(株)タニタなど、多くの企業や団体の皆さんとも連携して取り組んでいます。
開発されて数十年が経過し、少子高齢化による生産年齢人口が減少するニュータウンを抱える河内長野市ですが、このような市町村は、府内のみならず全国にも多数存在しています。この構想を是非とも実現し、南花台発、河内長野発の新たなまちづくりモデルを発信してまいります。
-西野修平が考える構想案(私案)-
- ○高野山大学の学部誘致を実現し、南花台を「キャンパスタウン」に位置付け
- ○スーパーコノミヤでの大学公開授業の開催
- ○UR(都市再生機構)団地を学生寮として利用
- ○買い物困難者対策として、乗り合いタクシーの認可基準の緩和
- ○固定資産税の軽減を図り、空き家の「さら地化」を進め、子育て世帯の流入促進
- ○健康寿命の延伸につながる保険・医療事業の新ビジネスの具体化
- ○ヘルスケア関連サービスの新ビジネスの具体化 など