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修平の独り言

府政だより「キックオフ 39号」を発刊

令和2年1月3日(金)

河内長野から「スマートシティ・大阪」の実現へ

令和2年目を新たなお気持ちで迎えられ、皆様には益々ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
オリンピック・パラリンピックイヤーの今年は、わが国が世界から注目を浴びる一年となりますが、大阪においては「2025年 大阪・関西万博」に向け、さらなる「進化」が求められています。少子高齢化時代を迎える中、時代変化への適応力を高め、利便性やQOL(生活の質)の向上を図る「スマートシティ・大阪」の実現をめざしてまいります。

昨年末、AIを活用した南花台モビリティ「クルクル」のオンデマンド運行がスタートしました。走行するグリーンスローモビリティ(公道を20km未満で走る電動小型自動車)は当面は有人操作による無料運行が行われますが、来年度からは公道に電磁誘導線を敷設し、自動運転による運行(現行法下では無人化は不可)が行われる予定です。そして、2年後の本格運行(有料)をめざします。

この取り組みは環境省の事業採択を受け、河内長野市と大阪府が共同で行い、南花台自治協議会をはじめ社会福祉協議会や関西大学、(株)コノミヤ、(株)ドコモ、関西電力(株)と連携して実施するものです。
また、「クルクル」の運行体制については、南花台の皆さんが主体的に構築され、予約受付などを自ら行っていただくことで、持続可能な取り組みをめざします。そして、将来的には河内長野市内各地域へ取り組みの拡大を図りたいと考えています。
走行コースは公民館や集会所、学校、医療機関、コノミヤなどを結び、路線やダイヤは存在しません。また、乗りたい時に乗れるオンデマンド運行で、スマホアプリや電話で予約を行います。

6年前の平成26年に、府は健康寿命の延伸などを柱にニュータウンの再生をめざす「スマートエイジング・シティ構想」を提言し、南花台がモデル地区に指定されました。その際、拠点整備の必要性が高まり、西野修平が(株)コノミヤと交渉を行い、空き店舗を無償でお貸しいただくことになりました。
その後、「コノミヤテラス」がオープンし、高齢者支援や子育て支援などの地域コミュニティが深まる取り組みが実施されています。そして、この度「クルクル」の発着拠点としても活用されることになりました。

そして、昨年9月府議会(後半)では西野修平が一般質問に立ち、「スマートシティ戦略」を進める府に対し、河内長野市のような先駆的な取り組みを行う市町村への資金面を含めた積極的は支援策を求めました。

なお、各方面での様々な活動の一端を府政だより「キックオフ 第39号」に収めましたので、是非ご高覧ください。

キックオフ_vol.39_01

キックオフ_vol.39_02

キックオフ_vol.39_03

キックオフ_vol.39_04