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選択的夫婦別姓(氏)制度に吉村知事が賛成

令和4年5月31日(火)


令和4年5月府議会・本会議(5月30日)において、西野修平が質問に立ち、選択的夫婦別氏(姓)制度について、吉村知事と議論しました。

今年3月に内閣府が公表した世論調査では、「現行の同姓制度を維持すべき」は27.0%で、「同姓を維持したうえで、旧姓の通称使用の法制度を設けるべき」が42.2%、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」が28.9%となっています。
また、夫婦別姓により、子どもへの影響についての設問に対し、「子どもにとって、好ましくない影響があると思う」と考える人は69.0%にも上っています。

この世論調査を踏まえ、知事の見解を問いましたが、知事は明確に賛成の立場を主張しました。一方で、西野修平は同姓を維持したうえで、旧姓の通称使用できる法制度を設けるべきという考え方です。

また、西野修平が選択的夫婦別氏(姓)制度に反対する理由は、例え選択的であっても、夫婦別姓だけが生まれながらにして否応なしに「親子別姓」も「子どもに強制」し、同一戸籍・同一氏を維持できず、現行の戸籍制度にも大きな影響を及ぼします。
さらに、戸籍制度と皇族の「皇統譜」は二元体制であることから、現行の戸籍制度に変更を加えることは、その関係性が崩れ、必然的に皇室の廃止につながる恐れがあるからです。

天皇は日本国の象徴です。それが、憲法第1条にも掲げられ、国体つまり国の形を成すものです。西野修平はそれを否定することはできないため、夫婦別氏(姓)制度には反対の立場ですが、今後も国民的な議論が展開されることを期待しています。

なお、関連記事が5月31日付の新聞各紙に掲載されました。

▲産経新聞朝刊(地域面)

▲朝日新聞朝刊(地域面)

▲本会議にて