修平の独り言
映画『鬼ガール!!』がクランクアップ!
令和元年7月11日(木)
7月5日、河内長野をはじめ奥河内を舞台にした映画『鬼ガール!!』は観心寺や金剛寺などで約1ヶ月間の撮影を終え、無事クランクアップ!
撮影期間中は主演の井頭愛海さんはじめ素晴らしいキャストの皆さんの熱演により、奥河内の美しい風景とともに、素敵な映画になると確信している。
瀧川元気監督にとっては初監督作品。プロデューサーを兼任しながら、怒涛の3週間を駆け抜けてくれた。また、制作スタッフの方々の睡眠時間は連日3~4時間で、映画作りの真髄を見た。
われらが奥河内ムービー・プロジェクトメンバーの皆さんも、最後までやり遂げられ、本当にお疲れのことと思う。
早朝からキャストや機材を運ぶ運転手、食事の給仕や配達、宿泊施設の段取り、エキストラの皆さんへの対応、日々の広報・SNS配信などなど、数々のご奉仕。
所属団体や市民ボランティア、役所の皆さん、公私問わず垣根を越えた素晴らしい「仲間」との濃密な時間はかけがえのない宝物となった。
また、クランクアップ後は撮影場所の後片付けに。「立つ鳥跡を濁さず」の心はプロジェクトへの信頼にもつながるはずだ。
そして、忘れてはならないのは、後援団体や協賛企業の皆様からのご支援や、料飲宿店からの衣食住の提供などがあってこそできる映画作りだということ。
クランクアップ後の7月11日には、特別協賛企業の株式会社コノミヤの河内長野店オープンに合わせたサイン会を皮切りに、河内長野市役所や富田林市役所、千早赤阪村役場、各企業にて撮影報告会を開催した。
サイン会は長蛇の列となり、各役所では職員のみなさんと、各特別協賛企業では社員の皆さんと「鬼ポーズ」で大いに盛り上がった!
映画完成後はプロモーション活動を全国展開し、2020年秋の全国公開に向け、『奥河内ムービー・プロジェクト』は一丸となって走り続ける!
そして、映画上映後も“一過性のイベント”に終わらせず、映画の中で扱われた菓子や飲食類などの商品化により新ビジネスの創出もめざす予定だ。
さらに、地域を盛り立てていくストーリーそのものを具現化することで、「架空」から「現実」の世界における地域活性化モデルを構築していきたい。
また、将来的には映画に限らず、テレビドラマやCMなどのロケーション撮影の誘致・制作協力を行う『奥河内フィルムコミッション』を設立し、「映都」奥河内の実現をめざす。
“鮭や必ず生まれた川に帰ってくる”
瀧川監督は河内長野市出身でもあり、今回の映画制作は自身のノウハウを活かし、生まれた故郷に錦を飾るプロジェクトとなった。
現在は河内長野から離れて生活していても、瀧川監督のような才能に溢れる若者は全国に多くいる。
今後は、そのような人たちが故郷に思いを馳せ、培った「能力」を故郷にリターンしてくれる環境を整備することで、まちの生産性を高め、人口減少など直面する課題への「処方箋」の一つにしていきたい。
これからも、『鬼ガール!!』を「鬼」よろしくお願いいたします!