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修平の独り言

大阪府立大学の授業料無償化に思う。

令和2年2月19日(水)


大阪府はこれまで府内の私立高校の授業料無償化を行い、家庭の経済事情に左右されず、「行きたい学校に行ける」仕組みを構築し、私も強力に推進してきた。
そうした考え方の一環で、今度は吉村知事が大阪府立大学の授業料無償化を打ち出した。これはこれで素晴らしい施策だと思うが、一方で、府民を対象に府民の税金で「無償化」の予算を上乗せするので、当然ながら、卒業後も府内に就職するか府内に在住してほしい、、と正直思うところだが、「職業選択の自由」があるし、そこまで縛る権利はない。

租税の原則を説いたアダム・スミスの4原則やワグナーの9原則、マスグレイブの7条件からも想定外だ。。
でも、「PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)」ならぬ「PUP(パブリック・ユニバーシティ・パートナーシップ)」の施策推進や「大阪愛」醸成の授業があってもいい。