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修平の独り言

「対岸の火事」ではない

令和4年2月26日(土)

今般のロシアのウクライナ侵攻で、米国は派兵しないと表明し、ロシアに対しては制裁のみ。欧州諸国も揃って制裁を行うが、欧州諸国はロシアからパイプラインを通じた天然ガスを買わず、米国から天然液化ガス(LNG) を買うことに?
さらに、ウクライナ周辺諸国は防衛のため、米国から武器を買う。湾岸戦争時のようなクウェートの石油を守るという”裏事情”もない。だから米国は派兵しないという論も。。

一方で湾岸戦争時、日本は資金提供と掃海艇派遣を行うも世界は冷ややかだった。世論やメディアもネガティヴに扱ったが、それが憲法9条の「壁」だった。
仮に、米国や欧州諸国が多国籍軍を結成したとしても、わが国はいわゆる「湾岸のトラウマ」が「クウェートのトラウマ」となって苦しむことに。
そして、ロシアを中国に置き換えれば、、台湾有事も。

「対岸の火事」ではない。わが国は自主防衛論を真剣に考える時だ。